こんにちは、
作者:深見じゅんさんが描いた
『悪女(ワル)』を
読んだ読者のグッときた感想を集めてみました♪
こちらで試し読みが出来ます
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まんが王国
悪女のあらすじ
落ちこぼれOLの田中麻理鈴(まりりん)は、近江物産のロビーで出会った男性に一目惚れ。
名前も所属もわからない彼のことを知るために、出世して人事課長になることを決意するが…。
オフィスという名の魔窟(ダンジヨン)でサバイバルしながらの王子さま(プリンス)探し。
石田ひかりと倍賞美津子のコンビでTVドラマ化もされた、深見じゅんの笑いと感動のコミック。さあ、麻理鈴の冒険の始まり!
悪女 みんなの感想や評価は?
『悪女(ワル)』を読んだ読者の反応はどうだったのか…?
このサイトでは、
各コミックサイトに投稿されたレビューの中から
「グッときた」感想や
「参考になる!」と思った意見を
サイト主の独断と偏見でピックアップしております♪
感想の中にはネタバレも含まれますので、
これから本編を読もうと思ってる人は気をつけてくださいね♪
グッときた感想
まだまだパソコンなんて珍しくて、社会人=パソコンができる
なんて遠い時代だった頃。誰もが夢見る「出世」に向かって、深見さんならでわの、めげず真っ直ぐ、元気に戦っていく主人公が活き活きしています。
社会にでてみる前に、一度一気に読んでみたらいかがでしょうか?勉強になります。
今の時代と社会背景が違ってきているので、その点で違和感を感じられる方がいるかもしれません。
しかし、落ちこぼれOLだったまりりんが持ち前のパワーと根性で様々なことを乗り越えていく姿は痛快でした。
この時代の作品によくあるキャラクターなのでしょうが、おバカぶりが痛いしサムイ。一巻分すら読み勧められませんでした。
悪女の主人公が人を陥れてのし上がっていくかと思ったら、悪いのは主人公の周りの女たちで、けなげでまじめな主人公がどんどんかわいくなってきます。
リアリティはありません。あくまでコメディ調。だから気軽に楽しめる人向けです。
よくある類型ですが、やっぱり面白いです。主人公の負けなさがすごいです。やる気根性体力といった面でもそうですが、まず相手を敵にしません。
敵対視されても、倒そうとか潰そうとかそういうことをしません。意地悪されたらちょっと驚かすくらいで、敵対視しない。
相手を悪人に仕立てないことで、パワーゲームを無効化し、結果「負けない」生き方をしています。
出世=他人に勝ち続けのしあがる、ではなく、誰も負けない環境を作ることで押し上げられる形で出世していく主人公の姿はとても素敵です。
ディテールが古くとも、普遍的なものが描かれていると思います。一読の価値ありです。
また登場人物が個性豊かで、次第に目が離せなくなっていきました。企業に勤めてみたい!とも感じさせる作品でした。
主人公が成り上がっていく様子は楽しく読めました。周りのキャラクターや敵?も個性豊かでおもしろいです。
でもすごく続いているからこのあと面白くなるのだろうか?作中のセリフにも同じようなのありましたが、こういう能天気な頭の悪い人すごく嫌いです。
こういう人が活躍する話を読んでもちっとも心が動かない。頭が悪いのにコネで一流企業に勤められるだけでどれだけ運がいいか自覚して地道に仕事に励め。
最終的の一目惚れの彼に振られろとしか思わなかった。
正直、この古い漫画が今だにコミックランキングの上位に顔を出すということがすごいと思います。
そのことだけを理由に読む価値がある作品だと思う。
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出来の悪い一般職OLの田中まりりんが、憧れの人に胸を張って会いたい一心で努力をし、周囲の人を変え、根深い会社の問題に果敢に挑戦し解決していきます。
あらすじだけ読むとよくある「頑張る女性もの」に聞こえますが、設定や構成に説得力があり、主人公も周りの人たちも善人も悪人も応援したくなるヒューマンドラマでした。
今から30年余り前に始まった連載のようですが、女性の働き方や社会での女性の立場や悩み、生き方の描き方は今でもとても共感できます。
仕事で諦めたり、腐ったときに読むと勇気が出ます。とてもいいです。