たそがれたかこのネタバレ！読者のグッとくる感想と評価

人に見せずに隠している部分に、共鳴する作品です。

まさにたそがれの雰囲気。

年老いた母親の、投げ捨てたくなるような煩わしさ、

重い距離感が、リアル過ぎて息切れしそう。

どうして、こんなに苦しんで生きてきた人が

40代になっても苦しまなきゃいけないんだろうと思って私ももらい泣きをしました。

たかこさんが漫画の後半に乙女の心を思い出して、少し救われました。

少しだけ希望が見えてくる、後半の下りも、

年齢を重ねた分だけ、味わい深く生きられる可能性があるんだ、と強く感動しました。

主人公が、どう見ても冴えないのに、

そこはかとなくかわいらしく愛嬌のある感じが秀逸で、

このマンガに支えられる人は多いと思います。

というレビューもありますが、全くそんな気持ちになりません。

青春時代を暗く過ごしたせいか中年になって

ふとしたきっかけで遅れた青春を取り戻していく主人公のお話です。

若いミュージシャンに熱を上げり同じ趣味の中学生とはしゃいでデート気分を楽しんで、

その後結局色々むなしくなって一人涙ぐんだり、

お母さんに暴言吐いたりと…

そんなリアルなおばちゃんの生態を見て

何を思えばいいんだろうか…という感想しかでてきませんでした。

依存的な母親、別れた夫、ちょっと変わった娘。

特に盛り上がる話でもなく、淡々と日常が綴られています。

それがいい方もいるのでしょうが…

生活臭にあふれすぎていて、美しくなく、読んでいて疲れました。

私には合わなかったようです。

下町の生活臭が生々しい。

これまであまり読んだことの無いジャンルだし、続きも読んでみようかと。

でもしょうがない、だってどうすりゃいいの？

という主人公の声が聞こえてくるようで、導入部はけっこうヘビーに思わされました。

そこから徐々に変わっていく主人公たかこさんの、

世間との繋がり方がとてもリアルに表現されていて読後感は最高です。

ほんの少しのきっかけで人生が動き、

輝いていく事を思い出させてくれるやさしいお話の今後が楽しみです。

一生連れ添うことになっちゃうんですよね。

40超えた娘をいつまでも管理したがる母親に、

年老いた母親を置いていけずうんざりしつつも同居を続ける娘。

進学、就職、結婚、出産、周りに流され生きてきたおばさんの、

初めての冒険ってとこでしょうか。

話は地味ですが、出てくるお料理やサブキャラクターが素敵で何となく新刊が気になる漫画です。

日常のいろいろな事や、あーそうそうって思える事が多く、

つい引き込まれてしまう物語です。

主人公も冴えないおばさんなんだけど、

いろいろ嫌な事や悩みも抱えながら

一生懸命生きてる所が凄く共感できて自分と重ねてしまう所もあります。

たかこ！頑張れ って応援したい漫画です

おばさんくささ、苦手だわあと思っていたのに、

ストーリー展開の巧みさについもう一巻、もう一巻と読み進め、

いまではあんなに馬鹿にしていたたかこさんを応援しています(笑)。

少なくとも最初の巻に関しては完全に期待外れ。

そもそも45の女が10代（？）に恋しちゃうとか、

馬鹿馬鹿しすぎて創作としても発想が貧困すぎる。

変な若作り爺さんみたいなのも気持ち悪いだけ。期待していたけどがっかりした。

大人になればいろんなことが傷つかないで

平然とやり過ごせるようになると思っていたのに、

いつまで経っても上手にできない、傷つきっぱなしの逃げっぱなし。

そんなたかこさんがヤザイケくんの音楽に出会い、少しずつ少しずつ強くなっていく。

その描写が大変丁寧で、前のめりになって応援してしまいます。

久々に続きが待ち遠しい漫画に出会いました。

主人公は、45歳バツイチのただのオバちゃん。

何者でもない私。ただ毎日を生きているだけの私。

そんなオバちゃんの日常に、ぽつりぽつりと落ちてくる 光と影。

オバちゃんとお婆ちゃんと、娘とミュージシャンと….

色んな人との関わり合いの中で日常はできていて、

辛いこともあれば、幸せなこともある。

死にたくても死ねないし、楽しいことばかりでもない。

でも生きるんだなぁ..。「これでいいのだ！」なんだなぁ…と。

なんだか読んでいて慰められるような、暖かい、柔らかい漫画です。

逃げてばかりの言動にイライラしました。

でも、読み進んでいくうちに彼女はすこしずつ変わっていく。

いくつになってもときめくことができれば、毎日にハリが出てきます。

彼女がこれからどう変わるのか、あるいは変わらないのか？気になります。

そんな主人公を慰めてくれる音楽に出逢い、

小さな幸せが彼女をほんの少し救ってくれる。

最後まで読んでみたいと思いました。

主人公も45歳で美人でもなく、華がない。

内容も日常っぽいし、どこに自分の気持ちを持っていたらいいかわからない。

が、じわじわ引き込まれていきます。

アラフォーで、親の面倒をちゃんと見たいけどささいなことでイライラして、

変わりたいけどその労力は出てこない…。

そんなたかこサンが変わったきっかけは、売り出し中のバンドのラジオから流れる声で…。

刺激的な出来事やロマンチックな出会いを期待している

若いおねーさん方にはこのマンガの味わいは分かりにくいかもしれませんが、

日常のわだかまりにがんじがらめになっている

アラフォーのご婦人方にはぜひご一読いただきたいです！

嬉しい気持ちはわかるところがありました。

でも、あまり興味が持てるストーリーじゃなかった。

描き方は柔らかいけどヒリヒリする話です。

今まで成長を止めていたヒロインがまた歩き出すんですね。

彼女に共感するというよりもっと批判的な目で追いながら読みました。

はっきりいって絵も話もぜんぜん好みじゃないんだけど、読んでしまう。続きが気になる。

実際地味だったし、主人公のたかこさんも最初は目を背けたくなるほどリアルなキャラだった。

それが読み進めるにつれて、目が離せくなるほどリアルに感じられるようになった。

その日の内に既刊を全部読み終わってしまったが、それがひどく残念に感じるのはいつぶりだろうか・・・