ギフト±（漫画）のネタバレ！読者の反応やグッとくる感想はこれ

が、しかし、面白い。試し読みのつもりだったが、ぐいぐいと引きこまれていった。

登場人物たちの過去が気になる。主人公の所属する臓器売買グループの「正義」、元刑事・現探偵の「正義」、それぞれ考えさせられる。

実際、「毒親」のエピソードでは気分が悪くなり吐き気を催したほど(私のグロ耐性が弱いだけですが)しかしこの第１巻で唯一救いのあったエピソードでした。

「子宮亡くして はじめて“母親”になれたんだから」グループのリーダー・タカシ及び、主人公の解体屋・鈴原環もあくまで主観で生きる価値のない人間を「鯨」として選定していますが、

作中、環が言うように「必要の無い命なんて無い」と私も思います。が、あんた達にとってはそういうことなのか、と。臓器移植を希望する患者の事情も根深いものがあり、

善悪などでは到底割り切れない問題ですが、それでも「えげつない」です。これは「殺し」じゃない・・・

解体だ・・・いいえ、やっぱりこれは殺しです。

よくない。「正義」という言葉も控えていただきたい。女性の肉感的な描写が光るエロ要素もあり、同時に先述のように容赦のないグロ要素もあり、

ハードなストーリーでしたが非常に面白かったです。一抹の不安、疑問符が頭をもたげますが、人物関係の相関図、人間ドラマなど、これからの展開に大きな期待を寄せられる第１巻です。

偏った正義からの視点による、痛烈な内容です。内容は伏せますが、ドンドン引き込まれていってしまいます。

扱うテーマは取っつきにくく、極めて常人のモラルに反していますが、そのモラルを崩され、突かれていく不思議で気持ち悪いほどの魅力が詰まっています。

リアリティの高いストーリー。臓器売買は、今後、目を背けることの出来ない、重いテーマです。

絵が綺麗なのも相まって大変なことに。こんなに新感覚な漫画は久しぶりです。

登場人物は皆壊れてますね。胸糞悪さは半端ないですが、基本は悪役成敗なので後味の悪さはありません。なので安心して下さい(笑)

自分たちが生きている世界とはかけ離れた世界を読めるから面白いのかも。ただ、今のレベルが面白いんであって、主人公の上司？

も正義が世の中の正義と被ってるから見れるけど、殆どシリアルキラーだし普通の人たちは出てこないです。もう1歩過激になればSAWのようなサイコになりそうです。

アダルト同様、猟奇殺人とかでセーフサーチも設定されては？どのくらい続けるのかわかりませんが、漫画家（編集者）は描きたくて描いてるなら最後はちゃんと落とし前つけてね。

漫画ってホント、キレイに流せてしまってコワイなぁ

考えさせられるというかんじではなく、引きこまれるように一気に読めました。

だが「捕るべき鯨・捕ってはならない鯨」の仕分けが単純過ぎではなかろうか？

生まれながらにして犯罪者気質の人間と、リュウ・亜依らの様に生育歴に恵まれなかった人間…同じ「鯨」なのが何とも救われない。