こんにちは、
原作:金城宗幸
漫画:荒木光 さんおコンビで描いた
『僕たちがやりました』を
読んだ人の、グッと来る感想を集めてみました♪
こちらで試し読みが出来ます
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まんが王国
僕たちがやりましたのあらすじ
金城宗幸(神さまの言うとおり)×荒木光(ヤンキー塾へ行く)が織りなす、「今日」に満足してる若人たちの「そこそこ」を目指す青春譚。
だが、このタッグが、それだけで終わるハズがない!! 因果応報、驚天動地、賛否両論の第1巻!!!!!
僕たちがやりましたみんなの感想
感想の中にはネタバレも含まれますので、
これから本編を読もうと思ってる人は気をつけてくださいね♪
自分の高校時代を思い出すと、そんな風に考えて過ごしていたような気がします。この作品の主人公・トビオも、将来の夢はないけれど、仲間たちとふざけあいながら毎日をそこそこ楽しく生きられればいいと願う男子高校生です。
序盤は、おバカな男子高校生たちの日常が描かれていて青春ギャグマンガ風に話が進んでいきます。が、トビオの仲間のひとり・マルのちょっとした悪ノリをきっかけに、何やら不穏な空気が流れ始め、ついには大事件へと発展。
トビオの望むそこそこな日常は、とんでもない非日常へと変わってしまいます。ストーリー自体は重い展開ですが、ギャグシーンがいいアクセントとなって、スラスラとテンポよく読み進められます。
主要メンバーのおバカっぷりはなかなかのものですが、なぜか憎めません(笑)。
そして、因果応報とはいえ、突然絶望的な非日常に叩き落されたメンバーの不安定に揺れる心情の描写に惹きつけられました。
けど、犯した罪を償い損ねた人間が一生正気とスレスレのところで生きていかなければならない思いを想像すると、こんな感じかなと思えた。
一生苦しくてコソコソして、本来なら幸せなはずのことをそこそこ、としか思えないようだ。
他人にはあっさり流れてゆく現実と当事者の終わらない現実との差がこの読みごたえに通じる気がした。なかなか深いと思う。面白かった。
近所のヤンキー高校を煙たく思いながらも大きな問題を起こさないよう消極的に振る舞う様子は最近の学生っぽくてリアルだし、
登場人物も感情移入しやすいキャラクターばかり。
引きが非常に強く、次々と話が展開していって途中で止めるのが難しいほど入り込んでしまう。
日常のちょっとしたことから話を広げていく筋書きのうまさを感じる良作。
主人公が思うこともなんとなくは共感できる部分があります。
やりたい放題の不良たちに憤りを感じるのもよくわかる。どこかで取り返しのつかないことが起きるんじゃないかと不安でしたが、最後にデカいのがきましたね。
これはもうお先真っ暗ですよ。
不本意で起こした殺人書かれてもね。まあそりゃ、テーマもメッセージ性も信念も無いわな。
あと、主人公含め4人全員ヘタレでクズってのはキャラ被りすぎじゃない?
自堕落な生活を送った末のこの結末。当然だよな~と思いながら読んでました。
感動はしないけど退屈はしなかった作品。
なにせ高校生活は遠い記憶の中にあるので・・・
母親の立場としてはちゃんと意味のある学生生活を送ってほしい!
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「そこそこ楽しい」生活を満喫する彼らを脅かす存在、それはすぐ近くの矢波(やば)高の不良ども。カツアゲに暴力、あいつらに絡まれたら楽しい日常が壊される。だから殺そう―――。
ヤンキーどもにちょっと仕返しをするつもりが、とんでもない悲劇を招いてしまった少年たちの逃亡ライフ!人間って根本的にクズなの?この世に愛ってあるの?
あるとすれば、それは美しいもの?憎悪・恐怖・裏切り・失望・諦観・贖罪…畳み掛ける展開に、最終巻まで息つく暇がありません。
まだ子供なのに、子供だからこそ人間の本質と向き合わざるを得ない、彼らの行く末を見届けてください。